11月12日(木)に「はばたく中小企業・小規模事業者300社」の授賞式が行われ、
㈱共同も300社の一つとして授賞いたしました。
授賞式では、代表の3社へ梶山経済産業大臣から感謝状が授与されました。
残念ながら授賞式へ参加することは出来ませんでしたが、
授賞式の様子はYouTubeにて放映されましたので、オンラインで授賞式の様子を見守りました。
選定された300社はITサービス導入や経営資源の有効活用等による生産性向上
多様な人材活用や円滑な事業承継など、
様々な分野で活躍している中小企業・小規模事業者です。
㈱共同を選定していただいた経緯としては、主に以下3つの理由が挙げられます。
①市場価値の低い経産牛を「熟成肉」とし、高い付加価値を実現
・経産牛(乳を搾った後の牛)は高度に健康管理がされているものの、
肉質が硬く、ミンチ等に用途が限られるため、ランクの低い肉として扱われています。
経産牛を熟成肉として加工・活用することで、
付加価値の高い商品として提供しています。
菊池市七城町にあるレストラン「ママトコキッチン」、食育体験館「BATON(ママトコバトン)」にて
認知度・ブランド力の向上に取り組んでいます。
②物流・加工・販売のワンストップ体制を確立
・物流から食肉加工、自社運営施設による直販までを一貫して行うことが可能であり、
流通コストを削減しています。
食肉加工施設(ミートセンター)では、最新鋭の設備と熟練の技術者により、
一次加工(枝肉解体)、二次加工(精肉)、三次加工(ハム・ソーセージ等の加工品製造)までを
一貫して対応することが可能です。
③AI技術を活用したシステム導入で生産性向上
・物流現場に導入した最新仕分けシステム「ボイスピッキングシステム」は
音声による影響仕分け指示・作業完了の応答ができ、機械の操作も簡単に行うことができます。
このシステムの導入により、生産性が1.3倍向上し、
作業中の発話で検品や数値入力が可能になり、仕分けミス0を実現しています。
現場改善を進める背景には、
「障がいを持った方が働きやすい職場は、健常者も働きやすい職場である」という考えがあり、
2003年から障がい者雇用を始め、
現在、障がい者雇用率は現在15%を超えています。
他にも熊本県ブライト企業及び地域未来牽引企業に選定されていることなども
㈱共同を選んでいただいた理由の一つです。
このような栄誉ある賞に選定していただきましたことを感謝しております。
今後もさらに活躍できるように精進して参ります。